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no rain, no rainbow

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 放置しすぎたわ。だって、忙しかったんだもの。バイトの鬼になりかけた。おかげで、なぜか6時半に目が覚めるおじいちゃんのような体になった。しかも、なんか変な偏頭痛がひどい。たばこ吸いすぎかしら。ほんと半端なく痛いのだけど。こういうときはおとなしくしとくに限るよね。ひねくれ者だから、頭とか痛くなるのかなぁ。ふと、思ったんだけど、なんかどっかの調子が悪くなったり、まずい状況に陥るときに、“バチがあたった”って考えるのって日本人の特徴かなぁ。思い当たるバチが多すぎてこまったわ。。


 まず復活第一弾は、ミサさんから回ってきてた“音バトン”。ほんとせっかく姉さんが回してくれたのに、ずっとやってなくてごめんなさい!

 
 【1,音楽ファイルの量】
 音楽ファイルの量ってどこ見ればわかるの?この疑問が、音バトンを書くのが遅れた理由です(言い訳)。PCにいっぱい入ってるけど、数え方がわからん。Lime Wireでやりたい放題曲をおとしてるから結構あるんじゃないかしら。。


 【2,今聴いている曲】
 「イッサイガッサイ」by KREVA

 もうKREVAかっこよすぎる。半端ない。ほんと大好き。何がすきって、リズムも好きだし、歌詞も好きだし、声も好きだし、顔も好き!!笑。すごい4拍子!


 【3,最後に買ったCD】
 『landmark』by Salyu

 こないだライブで泣いた話はBLOGにも書いたけど、ほんとSalyuは会えてよかったって思える歌手。なんか歌ってくれてありがとう、みたいな感じ。なんであんなにちっちゃくてかわいいのに、あんなにエネルギーに満ちてるんだろ。すてきだな。ほんと大好きです。このアルバムの中では、特に『体温』が好き。涙でる。


 【4、よく聴く、思い入れのある5曲】
 うーん、そんな5曲に絞れないから、みんなi-podとか買うんだってば。というわけで、いっぱいあるけど、ぱっと頭に浮かんだのをぽんぽんと挙げてみる。
(アルバムね。)今の気分が結構反映されてる気がするけど。

  Next Wave』by MONDO GROSSO

 ダンスをやるようになって、houseに魅せられて、MONDO GROSSOも大好きになった。そういや、「Life」イベントで使ったな。なつかすい。気持ちかった!最近踊ってなすぎて踊れないくせに、Mondo Grossoを聞くと、ぴょんぴょんしてしまう☆テンション上げたいときの必須アイテム。

 ◆ak trilogy』by AK

 akもダンスやって知ったなぁ。それ以来、このアルバムは旅の必需品。おかげでジャケもぼろぼろだけど、でも、この曲聴いてると、旅の感慨に浸れるからいいの。すごい切なくなるけどね。でも、女の子でよかったなぁと思える曲がいっぱい詰まってる気がするわ。

 『MOURNING WIDOWS』by NUNO BETTENCOURT & MOURNING WIDOWS

 ヌーノかっこよすぎ。わたしこう見えても高校の時軽音部で、そん時友だちに大量にCDを借りまくって、その中にこれが入ってた。このCDにはやられたなぁ。今でもたまに聞くとやっぱりかっこいい。すてき!なんか言葉には言い表せないんだけど、ほんとかっこいい。

 ぁNiji』by 玲葉奈

 玲葉奈ほんと大好き。わたしこういう感じの女性ボーカリストには頭が上がらないわ。これも同じく旅の必需品。ハンモックでゆらゆらしながら聞きたい感じ。旅を我が家で再現しようとして、弟の高いパイプベッドに無理やりハンモックつけて、この曲聞こうとしたら、ベッドが本気で壊れそうになって、弟にきれられた。これからの夏の季節なんて特にこのアルバムは欠かせないね。

 ァ3・2・1』by zilch

 絶対忘れちゃいけないのが、わたしにとってはhideちゃんのわけで、『PSYENCE』とすごく迷ったけど、今の気分的にzilch。初めて聞いた時、かっこよすぎて、すんごい衝撃に見舞われた。それで思わず、うちレコードプレーヤーおじさんちにあげちゃったから聴けないのに、レコードも買っちゃったという思い出の品。レコードはすごいきれいに保存してある。笑。


 ★バトンを回す人 
 5人だよね?うーん、独断と偏見で…
 ○でかゆうたさん
 ○若菜
 ○ペレ
 ○みっきー
 ○のりさん
 時間があるときに是非!よろしく〜


 それでは、休んでた間に、考えたあれこれもあることだし、これを皮切りにぼちぼちBLOG書いてきます。とりあえず、偏頭痛に効く良薬知ってたら教えて下さい。



 彼女が声を発した瞬間、空間が変化した。わたし自身のからだを通じて、それをすごく切に感じてた。鳥肌と涙。

 空間全体が大きな心臓になったみたいな感じ。空間が震えてた。

 その小さなライブハウスの中に、たくさんの強い想いが集まっていて、それが彼女の歌の力によって共鳴し合っているような。そして、それらの想いの集まりは、彼女の歌によって、慰められているような。彼女の声に合わせて、みんなが一緒に呼吸してた。

 
 先週の金曜日、渋谷CLUB QUATTROで、だいすきなSalyuのライブに行った。Lily Chou-Chouの時からすきだったけど、生で彼女の声を聞くのは初めて。CDから聞く声だけでもこんなにこころが動かされるのに、生で聞いたらどうなるだろうって、すごくどきどきした。


 SalyuのHP(『Salyu.jp』http://www.salyu.jp/flash.html)があるんだけど、そこに彼女がこう書いてた。

 『たぶん、丸くて重たいという価値を信じている。
  世の中で、最高にクールなもの、クールなことは
  「まるくって重たい」だ。

  ファーストアルバム「ランドマーク」
  「どのような作品になりましたか?」って良く聞かれる。
  すると私は「今のベストを注ぎました」と答える。
  私にとっての「丸くて重たい」を、できる限りあらわしたってことだ。
  例えば、みんなの心臓みたいに。左の胸の中にあるね。
  その体温になってみたいって思う。
  たとえば私の心臓の、その温度をつたえてみたいとも。
  凄く、まるくて重たい…』


 わたしはこの言葉にすごく惹かれた。“まるくって重たい”の価値がなぜかすごくよくわかる気がする。それは、きっと彼女の曲から、それが伝わるから。そして、わたしもまるくって重たいものを守って生きたいと思ったから。世界がまるくって重たくなったらいいなとも思うから。
 みんなもこの“まるくって重たい”は感じるかなぁ。よかったらぜひ、Salyuの曲(Lily Chou-Chouも!)を聴いて、感想を聞かせてください。





 話は変わるけどね、わたしが来年から働くことになった会社は、わたしがやりたいことが実現できるのはもちろんだけど、わたしが考えてたことが、社長の考えと強く繋がってたことがすごく大きな魅力だった。フィリピンのゴミ捨て場に行ったときに思ったこと。わたし達は物質的には豊かになったけど、精神的には貧しくなった部分があるんじゃないか。だから、精神的な豊かさ、こころの豊かさに繋がるような仕事が、生き方がしたい。

 だから、社長が説明会でこう言ったのを聞いたときは、ほんとにうれしかった。

 「物質的な世の中になって、お金とかスキルとか昇格とかが幸せを計る基準になった。でも、人間自体の幸せはそんなもので計れるものじゃないと思う。本当に幸せな時間を持てることが幸せなんじゃないか?本当は精神的な豊かさが求められているんじゃないかと考えた。感動できる世の中にしたい。」

 それで、わたしは面談のとき、社長に聞いた。そう思ったきっかけは何ですか?って。社長の答えはね、高校で行き詰ってる時、自分は何も生産してない事に気づいたこと。それで、何を生産したいかって追及したときにたどり着いたのが“感情”だったってこと。
 “感情を生産すること”
 それを聞いたとき、わたしはこの会社に会うために就活してたんだなって心底思った。

 

 なんでいきなり社長の話になったかっていうと、Salyuも社長も大きな意味で繋がってるような気がしたから。そして、その一本の線の端っこにわたしもいたいと思ってる。

 歌という手段で、感情を生産し、人と人をつなぐSalyu。
 ビジネスという手段で、感情を生産し、人と人をつなぐ会社。

 両方すごく魅力的。

 すごく難しいけど、わたしもそんな人になりたい。Salyuのライブに行って、彼女の歌を聴いて、エネルギーが充満してる空間にいて、それを改めて切に感じた。

 すごくすてきな一日でした。



 昨日、News23を見て泣いた。音楽の力で鳥肌が立った。涙が出た。そう、News23のテーマ曲「to U」を桜井さんとわたしの大好きなSalyuが歌ってた。ほんとにほんとにきれいな曲。弟がちょっと前にLimeWireで取ってくれて、ずっと聴いてた曲だった。でも、彼らが歌ってたのを見たら、歌詞がすーっって心に響いてきて、染みて、何かに触れた。


『池の水が鏡みたいに 空の蒼の色を真似てる
 公園に住む水鳥が それに命を与える
 光と影と表と裏
 矛盾も無く寄り添ってるよ
 私達がこんな風であれたら…

 愛 愛 本当の意味は分からないけど
 誰かを通して 何かを通して 想いは繋がっていくのでしょう
 遠くにいるあなたに 今言えるのはそれだけ
 
 悲しい昨日が 涙の向こうで いつか微笑みに変わったら
 人を好きに もっと好きになれるから
 頑張らなくてもいいよ

 瓦礫の街のきれいな花 健気に咲くその一輪を
 「枯らす事なく育てていける」と誰が言い切れる?
 それでもこの小さな祈りを 空に向けて放ってみようよ
 風船のように 色とりどりの祈り

 愛 愛 それは強くて だけど脆くて
 また争いが 自然の猛威が 安らげる場所を奪って
 眠れずにいるあなたに 言葉などただ虚しく

 沈んだ希望が 崩れた夢が いつの日か過去に変わったら
 今を好きに もっと好きになれるから
 あわてなくてもいいよ

 愛 愛 本当の意味は分からない
 だけど強くて

 雨の匂いも 風の匂いも あの頃とは違ってるけど
 この胸に住むあなたは 今でも教えてくれる

 悲しい昨日が 涙の向こうで いつか微笑みに変わったら
 人を好きに もっと好きになれるから
 頑張らなくてもいいよ
 人を好きに もっと好きになれるから
 あわてなくてもいいよ』
     「to U」 Bank Band with Salyuより。

 歌う前に桜井さんが言ってた。
 “ニュースから流れてる世界各国や国内の事件、事故、災害は、テレビで見てる僕、あなたにつながってる。”“日常生活を送ってく中で、僕らが選ぶ選択で未来を変えていける、いい未来を作っていける。”

 それから、桜井さんと坂本龍一と小林武史がやってるap bankについても言ってた。(このbankは、3人が出した資金を、環境NGO等にに低金利で融資する機関。詳しくはhttp://www.apbank.jp/index2.htmlを見てね。)
 “消費欲は憂うことかもしれないけど、誰にでもある。大事なのは環境とのバランスを考えること。”“いいことの押しつけはしたくない。想いというのは個人のもの。個人の意思で、より多くの人が、それぞれの想いで、環境の事を考えて生きたい。”

 それを聴いた後で、この曲を聴いたら涙が出た。フィリピンの巨大ゴミ捨て場で出会ったマリア・シンセルを想った。貧しくて学校に行けないけど、「わたしは家族と一緒にいるから幸せ」と言った、まだ7歳のあったかい彼女の手のぬくもりを思い出した。旅で会った沢山の人たちを思い出した。

 この世界に、それぞれの“色とりどりの祈り”が溢れればいいなって思った。そしたら、きっと少しずつ何かが変わる。

 みんなのおかげで、このBLOGのアクセス数が毎日150件を越えてる。すごくうれしい。本当にありがとう。このBLOGで、わたしの想いがちょっとでも伝わって、読んでくれた人がそれに共感したり、疑問に思ったり、反発したりすることで、また新しい想いが生まれたらうれしい。それが想いが繋がっていく”ってことだといい。きっと祈りっていうのは想いから生まれると思うから。

 昨日、別の番組である音楽家が言ってた。

 『人間は想いを持たないと何も出来ないし、何も生まれない。想いを持って、創造してほしい』



 hideちゃんが好きだった。部屋中ポスターだらけ。CD、ビデオはもちろん、hideちゃんが出てる番組は全部録画して、ラジオも録音して、出てる雑誌も全部買って、うちではレコードが聞けないのにレコードまで買ったりした。ほんとにだいすきだった。だけど、今、わたしの部屋にはhideちゃんのポスターは1枚もない。

 わたしはXじゃなくて、hideちゃんのソロが好きだった。あと、zilchもだいすき。hideちゃんの音楽と松本秀人っていう人間にほんとに惹かれてた。色んな意味でhideちゃんはかっこよくて、尊敬してた。高校入試の推薦試験の面接で、「尊敬している人は誰ですか?」って言われて、「hideです」って胸を張って言った。今でも無性に彼の音楽が聞きたくなるときがたまにあって、聞くと安心する。その度にhideちゃんを思い出して、少し寂しくなって、その後「がんばらなきゃなー」って思う。

 今日は、hideちゃんの命日。もう7年。だから、5月2日は特別な日だ。7年前はほんとに悲しかった。悲しいって言葉だけじゃ言い表せない。こんなに人間って泣けるんだってくらい泣いた。泣きすぎて溶けるんじゃないかと思った。葬儀の日、わたしは中学生で、お母さんはわたしが外に行けないように、1日中玄関に立ってた。すごくうらんだ。なんでお別れを言いに行くことがいけないのかと思った。だけど、今になったらお母さんの気持ちが少しだけわかる。わたしも大人になったんだなぁと思う。

 hideちゃんのポスターを壁から消したのは、hideちゃんが亡くなってから2年後くらいにあった引っ越しが契機だ。曲は聞くけど、もうちょっと自立しようと思った。悲しい悲しいって思ってるばっかりだったら、何にも進まないし、そんなの誰も望んでないと思った。だから、引っ越しの時、hideちゃんのグッズや雑誌やら何やらかんやらをダンボール2箱に詰めて、ずっと開けていなかった。

 でも、今日久しぶりにそれを開けてみた。彼の曲を聴きながら。そしたら、すごく懐かしかった。あー、もう大丈夫だなって思った。久しぶりにhideちゃんワールドに存分に浸った。

 そして、思ったこと。

 彼はわたしの中で確実に生きてた。ほんとに色んなものをもらった。

 だから、ありがとうって言いたい。


 hideちゃん、ありがとう。

 

 hideちゃんが死んだ時に決意したことがある。それは、わたしが就職したら骨髄バンクにドナー登録すること。あの頃は、ずっと先のことのように思っていたけど、もう1年後になった。ちょっとこわいけど、でも、約束は必ず守ります。



『一人じゃ無理だ ゲームクリア
 言葉 音がオレの武器だ
 好きな奴らと切磋琢磨し 必ず結果出す
 あいつのラップがオレを駆り立てる
 あのトラックがオレをたしなめる
 このトラックとラップがあいつらの合図に
 なるなら嬉しくて涙出る
 あきらめる事もできたあの日
 正気 凶器 境目辿り
 鏡の中真っ赤な目の顔に
 一発 渇! あげる名のり
 できる事まだまだあんだろ
 だからまだ固まんなよ
 イメージはそうだ水のように
 自然にいつも通り flow!!

 一人じゃないのよ 分かるでしょ?
 君が僕の心の奥ごとさらってゆく
 一人じゃないのよ 分かるでしょ?
 僕のハーモニー 君のハートに重なってゆく yeah yeah・・・』
          「ひとりじゃないのよ」by KREVA



 だいすきなKREVAの最近気に入ってるナンバー。
 「一人じゃないのよ 分かるでしょ?」って部分のSONOMIの声がたまんない。
 ほんと最近それを切に感じるから。

 色んな人に支えられて、今のわたしがある。
 だから、がんばれる。
 だから、泣ける。
 だから、笑える。 
 だから、後ろ向いても戻ってこられる。
 だから、突っ走ってられる。
 だから、空見上げられる。
 だから、夢を持ち続けられる。
 だから、わたしらしくいれる。


 今日は、ほんとに行きたい会社の最終面接。

 緊張してはちきれそうな時、すごくいいタイミングで電話がかかってきた。話してたら、自然に落ち着いた。

 面接を待つソファの上で深呼吸しながらにぎってたのは、ポケットの中のかわいいお守り。
 「プレゼントがあるんだ。」そう言って渡してくれたお守りをにぎると、わたしは何でもできそうな気がしてくる。

 終わったらすぐに報告したくなる友だちがたくさんいた。みんな、興奮しすぎてるわたしにやさしく「おつかれ」って言ってくれた。

 落ち着くためにたばこを吸おうと思って、ハチ公の喫煙所に寄ったら友だちに会った。自分はすっごくつかれてるはずなのに「おつかれ」がすごくあったかかった。

 あー、わたししあわせだね。

 ひとりじゃないのよ、わかるでしょ? 




『そっと閉じた本に 続きがあるなら
 まだなんにも書かれてない
 ページがあるから
 
 もう泣かない もう逃げない
 なつかしい夢だって
 終わりじゃないもの

 あの星屑 あの輝き
 手を伸ばしていま 心にしまおう
 明日は新しい わたしがはじまる』

      平原綾香「明日」より。

 
 最近、夜中にいつもこの曲を聴いてる。心にすーって染み込んでくる声がほんとに気持ちいい。そして、少しだけ切ない気持ちになって、色んなことを思い出す。その後は自分の芯がちょっとだけ強くなった気持ちになる。

 わたしは名前のせいか「明日」っていう言葉にすごく敏感で、明日の捉え方っていうのをいつもどっかで意識してる気がする。

 明日香という名のように、明日がさらにいいflavorな日になるように。


 でも、今週の真ん中あたりから就活のことで落ち込んで、自分にまったく自信がなくなった。「明日」が見えなくなってた。わたしは何ができるんだろう?このまま進んで大丈夫なのか?そう思ったら、不安でたまらなくて、後ろばっかり見てた。

 そんな木曜日。会社説明会があって、朝から新宿の都庁前に出かけた。目の前は真っ暗で、足がやけに重かった。
 でも、その会場の近くにある公園を見たら、なんだか、もうどうでもよくなってしまった。その瞬間、わたしの午前の予定はのんびりすることに変わった。公園の中央で、水がすっごいきれいに流れてて、それをぼんやりと眺めてたら、「あー、目が覚めた」って思った。
 わたしは、ずっと自分の殻の中に閉じこもって、自分のだめなとこばっかり考えて、また周りのものに目を向ける余裕がなくなってた。わたしの悪い癖だ。


 
 とりあえずベンチに座って、ゆっくりたばこを吸ってみた。あー、美味しい。きれいな新鮮な空気がからだに染みわたって、こころのもやもやがとれてく。鳥の声がいっぱい聞こえた。わたしのお母さんは、野鳥の会に入ってて、小さい頃はよく家族で山登りをしたりして、鳥の名前をいっぱい教えてくれた。もっとちゃんと覚えとけばよかったな。そしたら、鳥の声で鳥の名前がわかるのに。すっごいきれいな声で鳥が泣いてた。すずめもちっちゃい体で元気に飛び回ってた。昔、けがしてるのを拾って育ててたぴーちゃんを思い出す。ここは時間の流れがゆっくりだ。あー、新宿にもこんな場所があるんだな。

 広い公園の中を散歩してみようと思った。ゆっくりゆっくり進む。でも、もう別に足が重いわけじゃない。いっぱいこのきれいな空気を、声を、景色を自分の中に取り込みたかった。そうして歩いてたら、公園の端に神社を見つけた。

 
 『熊野神社』
 まず赤ともピンクとも言い切れない、冬に映えるきれいな色の花をつけた木に惹かれた。凛とした美しさ。そして、裏にある神社はとても立派な造りをしてて、吸い込まれるように境内に入ってしまった。こういう精神状態の時は神聖なものに引き寄せられるのかな。なんか、この公園で足が止まってしまったのも、この神社に出会うためだったような気もしてくる。境内には池があって、ゆっくりみごとな鯉が泳いでいたり、小さな社がある。一番上にある、白い花をひっそりと咲かしていた木もこの池にあった。面白い狛犬もいる。お腹の下がくりぬきになってなくて、珍しいものだそうだ。

 ほんとに見事な神社だった。わたししか人がいなかったから、目を閉じて、手を合わせて、ずいぶん拝んでしまった。

 頑張るから、夢を叶えられるように応援しててください。

 神社ってこういうこと頼むものじゃないのかもしれないけど、わたしにはそれだけですごく癒された。静かに目を閉じて拝んだことで、自分の夢を再確認できた。だから、
 ありがとうございました。

 
 その後は、大好きな街恵比寿に行って、また散歩した。久しぶりに東京都写真美術館に行ったり、ガーデンプレイスでいっぱいいる子供たちを見たりして、やさしい気持ちになれた。

 もう大丈夫だなって思った。午後は、ちゃんと説明会にも参加した。前向きな気持ちになれたら、自分の中に入ってくるものも全然違う。吸収量がちがうのだ、それに消化量も。気持ちってほんとに大事だと思う。自分を信じること。明日を見ること。そして、その明日のために今できることを考えること。

 落ち込んでよかったなぁ。

 「明日香」という名前に胸をはれるように。また、前を見て頑張ります。



 忘れはしないよ 時が流れても
 いたずらなやりとりや
 心のトゲさえも 君が笑えばもう
 小さく丸くなっていたこと

 かわるがわるのぞいた穴から
 何を見てたかなぁ?
 一人きりじゃ叶えられない
 夢もあったけれど

 さよなら 君の声を 抱いて歩いていく
 ああ 僕のままで どこまで届くだろう

 探していたのさ 君と会う日まで
 今じゃ懐かしい言葉
 ガラスの向こうには 水玉の雲が
 散らかっていた あの日まで

 風が吹いて飛ばされそうな
 軽いタマシイで
 他人と同じような幸せを
 信じていたのに

 これから 傷ついたり 誰か 傷つけても
 ああ 僕のままで どこまで届くだろう

 瞬きするほど長い季節が来て
 呼び合う名前がこだまし始める
 聴こえる?

 さよなら 君の声を 抱いて歩いていく
 ああ 僕のままで どこまで届くだろう

 ああ 君の声を 抱いて歩いていく
 ああ 僕のままで どこまで届くだろう

 ああ 君の声を…



 スピッツの「楓」。ずっと前からすきな曲だった。悲しくて、切なくて、でも、とてもきれいな歌。でも、今日、この曲はもっと悲しい歌になった。みんなが泣きながら、この歌を歌ってた。わたしも歌わなきゃ、最後にお別れを言わなくちゃ、そう思って声を出そうとしたけど、涙が止まらなくて全然声が出なかった。唯一歌えたのは、「さよなら 君の声を 抱いて歩いていく」の1フレーズだけ。この歌が彼に届いていたらいい。そして、みんなこの曲を聴く度に彼を思い出すんだろうと思う。
 
 今日は、友だちの葬儀の日だった。海外を旅行中に亡くなった彼は、やっとわたし達のそばに戻ってきた。冷たくなって、すごく冷たくなって。なのに、彼の顔はすごくきれいで、献花をするとき、わたしは泣きつくしてしまって、彼の前から動けなくなるかと思った。

 いのちをもっとそのままの当たり前のものとして捉えるということ。

 わたしが屋久島で感じたことだ。でも、目の前にいる彼が、もう二度と動かず、わたし達に話しかけてくれないことに気づいたときは、悲しすぎて、どうしたらいいか分からなくなった。ありのままのいのちの形に触れることは、時にすごく痛くて、すごくつらいことを改めて知った。

 わたしは彼の死に今日までずっと実感をもてないでいた。死ぬわけない。まさか彼が。
 その知らせを聞いた日、へこんでたわたしを車で送っててくれた友だちは「そういうときは思いっきり悲しんであげればいい。それで悲しみに浸りきったらまた上がってこい」って言ってくれた。でも、わたしは、実感も持てず、涙も出なくて、どうすればいいのかわからなかった。

 でも、今日その意味がすごくよくわかった。初めて、彼の死を実感して、思いっきり泣いて、みんなで悲しんで、それでみんなでごはんを食べに行って、彼の話をたくさんした。「ほんとにいいやつだった。」みんなそんなことばっかり話してた。みんなで色々思い出しながら笑いもした。なんでか知らないけど、忘れてた思い出がいっぱいよみがえってきて、なつかしかった。

 それで、ひとつ思い出した。わたしが高校1年生のときに「夏の庭」を読んで書いた読書感想文だ。つたない文章だったけど、選ばれて文集に載った。友だちが「あすかのを読んで泣いたよ」って言ってくれた。その文集を引き出しの奥から引っ張り出してきたので、ここに1部分載せたいと思う。


 「だってオレたち、あの世に知り合いがいるんだ。それってすごい心強くないか!」
 この部分を読んだ時、私はうれしくて涙が出そうになりました。心からその言葉に共感できたからです。hideが大好きな私が、hideがいなくなってしまってから悲しい悲しいと思っていた末にたどりついたのは、hideはいつも見守っていてくれるから大丈夫だ、がんばらなきゃという気持ちでした。だからこの話の中に、「死」を全ての終わりとするのではなく、肉体が消えるだけで、その人はその人に関わった全ての人の中に存在し続けるというとらえ方を実感として感じられて、
 「そうだね。これでよかったんだね。」
 と救われたような幸せな気持ちになりました。


 この言葉が彼にもそのまま当てはまると思う。

 そうだ、彼はわたし達の中に生きてるんだ、改めてそう感じた。彼と過ごした日々は消えない。思い出もずっと残る。それは、彼が間違いなく生きていたからであって、そして、わたし達が今、生きているから。やっぱり一度出会ったら人は人を失わないんだって、そう思った。

 悲しいけど、わたしは彼の分も一生懸命生きよう。



さすらおう この世界中を ころがり続けてうたうよ 旅路の歌を

まわりはさすらわぬ人ばっか 少し気になった
風の先の終わりを見ていたらこうなった
雲の形を まにうけてしまった

さすらいの 道の途中で 会いたくなったらうたうよ 昔の歌を

人影見あたらぬ 終列車 一人飛び乗った
海の波の続きを見ていたらこうなった
胸のすきまに 入り込まれてしまった
誰のための 道しるべなんだった
それを もしも 無視したらどうなった

さすらいもしないで このまま死なねえぞ
さすらおう

            「さすらい」 奥田 民生

 なんか書き忘れたことがあるんだよなぁと思って、こころの中がすごくもやもやしてたけどひとつ思い出した。今日朝起きてリビングに降りたとき、弟が奥田民生を聞いていて、ちょうど「さすらい」が流れ始めたとこだった。わたしは奥田民生を久しぶりに聞くなつかしさとうれしさと同時に、なんだか歌詞がやけにわたしの胸をついてきて、もうこのさすらいの気持ちがすごくわたしの気持ちにフィットして、テンションが上がったんだ。「雲の形を まにうけてしまった」って、なんか今その気持ちがすごくよくわかる気がする。
 それを今思い出して、すっきりした。でも、まだなんか今日思ったことで忘れてることがあるんだよなぁ。
 これからは、普段からメモ帳をもって、感じたこと、思ったことはすぐ書いておくことにしよう。それとデジカメももって、こころをついてきたものを何でもとれたらいいなぁと思っている。
 にいちゃんが、わたしは感受性が強いと言ってくれて、それはとてもうれしかったけど、あんまり自分の感受性が強いということに実感がわかないので、自分がふと感じたことを文章にしていけたら、もう少し自分のことがわかるような気がする。



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